October 07, 2012
July 16, 2012
June 08, 2012
Pachamama
先日発売されたDVD "Pachamama"を買いました。
このDVDはトップクライマー安間佐千がクリス・シャルマが初登していらい第2登を許さなかったPachamamaを登ったというものではなく、Pachamamaへのトライ、そして完登を通じて、彼がいかに成長したかをみることが出来るドキュメンタリーです。
もちろん、Pachamamaの完登シーンは最大のクライマックスであることは間違いないです。
折角なので普段、彼とpump2で会い、話をしている1オヤジとしての感想を書きます。
最初のトライは確か2010年だったはず。帰国後、Papichulo完登の話、そしてトライしたPachamamaの話を聞いたときは、「Pachamamaのほうがぜんぜん難しいですね。」と、言っていたはず。
そして2011年末、Pachamamaに再トライすると聞いたとき、あ、これは登って帰ってくるな、と思いました。帰国後、本人にもそのことを伝えました。
それは単純に佐千くんなら登る実力が備わっているという予想ではなく、乗り越えるべき壁に果敢にトライする覚悟を決めたんだな、だったらきっと達成するだろうという予測でした。
俺の勝手な評価ですが、佐千君は自らの経験を積み上げていくタイプだとみていました。こういうトレーニングをしたから出来る、といった自分の成果をつみあげていくタイプ。
反面、その裏づけがない未知なものにたいしては、弱い傾向にあるのではないかと。
Pachamamaは彼にとってはそういう未知なもので、それにトライすることで自分の壁を破ろうとして、見事達成することができた。
長いこと仕事をしていると、経験したこともない仕事が舞い込んできます。普通に考えたら出来そうにないことをやらなければならない。そういったとき、どうするか。
「出来る・出来ないじゃなくて、やるか・やらないか」
やらなければ絶対に出来ないし、やるんだという覚悟がなければ成功はありえない。
もしかして、今回佐千君はそういう経験が出来たんじゃないかなと思っています。だとしたら、これからの安間佐千が楽しみです。WCの表彰台の真ん中に立つ姿が近いうちに見られるかもしれませんね。
まあ、オッサンの勝手な想像なので、的外れなことを言っているかもしれませんが、そういった視点でこのDVDを見ると、また別の楽しみ方が得られるかもしれませんよ。
May 29, 2012
Five Ten Cup 2012
久々の更新です。
5/25に行われたファイブテンカップに参戦してきました。
前の週に肩をやってしまい、キャンセルも考えたんですが、クララ整骨院さんに「登ってみて様子見」をもらえたんで、ダメもとでw
結果は0完3ボーナス。17位でした。ミドルでこの結果ってのが今の実力なんだなあ。
最終課題のトライ
とにかく演出は最高に良かったです。やっぱりコンペは楽しい!
(なぜか写真がまったく載せられない。なんでだろ)
翌日は無料開放のイベントデー。
擬似コンペでこの日はオープン女子課題にトライ。こっちは1完2Bでした。ケーキとコーヒーご馳走になったり、トゥフック対決やったり、6時間もいました。19時からさち君のDVDイベントがあったけどさち君に挨拶だけして帰宅。(DVDは買います。サインもらお)
楽しい2日間をありがとう。スタッフの皆さん本当にお疲れ様でした。そして参戦した選手の皆さんおつかれさまでした!
そうそう、2日間、フレッド・ニコルがフツーにいました。凄く気さくでしたよ。マスター課題キャンパで登ってたけどw
January 28, 2012
リニューアルpump2
今日はリニューアルしたpump2に行きました。
入り口はこんなかんじ。かなりスッキリ。
床はこれからきれいに塗るそうです。
リードエリアから上を覗くと
なんかせり出してるぞ。3Fに行けばわかるのか。
2Fへ向かうと。
シャレオツー。
3Fに向かいます。
壁が白くて明るいですね。マットも新しい。
ハングは以前よりコンパクトになってます。Earth裏は快適空間にかわってます。そこは見てのおたのしみってことで。
さて、下からみたせり出しは...。
テラスです!わーお。まだ塗装は全部終わってなさそうですが。
テラスから覗くと
わーお。
さて、ボルダーですが。
グレードの色がB-PUMPと同じになりました。紺と茶は逆です。紺が4級茶が3級になってます。
スラブと垂壁以外は一通り触ってみましたが、全体的に以前よりやさしくなっているかも。たまにめっちゃ難しいのありますが。
一番の楽しみだった傾斜のきついツラ壁はホールドがまだ少なめでした。ちょっと残念。
昨日ウエストロックで登ったので指皮が痛くなってしまい、3時間で終了。
シャレオツな2Fでアイシングってのがなんだか落ち着かなかったです。
明日もいこっと。
3週間、ウエストロックでお世話になりました。もうちょっとしたらホームジム感を得られたんでしょう。違う壁、課題はやっぱり刺激になるんで、これからもちょいちょいウエストロックに行くことにします。
January 03, 2012
パン2ボルダーしばしお別れ
今日はパン2へ。登り初めです。
クリスマスコンペ課題の宿題をいくつかトライ。登れたのは結局Earthの黄色テープだけ。黄色といいつつたぶんグレードは緑くらいかな?今日はこんちゃんとたくさん登りました。
明日はレストなんで、パン2のボルダーとは1ヶ月近くお別れ。壁の半分近くが完全リニューアル。それまでの間は主にウェストロックかな?
ひらまっちょと話してボルダー壁の作業経過、試登OKもらったんで、リードしにきつつblogで紹介していきます。
今年もよろしくお願いします。
December 31, 2011
2011年
もうすぐ2011年も終わり
今年は左ひざの靭帯を痛めたり、去年から引き続き左肘の痛みに悩まされたりとベストコンディションを維持することが難しかったけど、長期離脱するようなケガもなくすごせたのでまあ良い年だったかなあ。
肘はおかげさまでかなり痛みが軽減されました。
今年は外岩の回数は少なかったけどフクベ、恵那にも行った。が、外岩成果は御岳の砂箱トラバース(初段)のみ。2012年はムリのない範囲で成果があげられればいいかな。
では、来年もよろしくお願いします。よいお年を。
November 27, 2011
近況
すっかり更新が滞ってましたね。
10月末にはオーガち、こんちゃん、ロック鳥さんと小川山へ。
2日間4人で忘却岩にべったりでした。忘却の河はまだ遠いかなあ。
それと、久々にコンペに出ました。Rhno And BirdのBLoCの第1戦。アップなし、かつ1ラウンドでヨレまくって結果はイマイチ。まあそれも実力かなと。たまにコンペにでると色々と勉強になります。
ずっと痛めていた左肘が最近はかなり良くなってきて、登っているときに気にならなくなってきたんでようやく週3ペースに戻せてきたんで、最近は秋葉に行ったりVOLNYに行ったりと出稽古もやってます。VOLNYにはムーンボードがあったりとトレーニングにはなかなk良いです。コーヒー飲めるのもいいしね。
まあ、そんな感じで相変わらず登ってます。
今後はまたblogもしっかり更新するのでよろしくお願いします。
っていいつつ風邪ひいちゃったけど。
November 23, 2011
モラルの継承
久々に更新します。近況はまたまとめて別途書きますね。
つい先日、Twitter上でとあるツイートが書かれました。御岳の某岩場で、岩をバーナーで炙っている写真が載せられたのです。
多くのクライマーがこれに対して反応していました。
私もこのツィートに対してリツイートしたところ、本人と思われる方からコンタクトがありました。知らずにやってしまったことと、とても反省しており、今後は同じ行為を見かけたら注意しますとのことでした。(ですのでこれ以上の追及はやめてあげください)
ここで一つ言いたいことは、これはこの行為を行った人だけの問題ではなく、それを「いけない行為である」と注意できなかったことにあると思います。
私がクライミングを始めたのは6年くらい前です。その当時はネット上には岩場の情報はあまりなく、トポ程度でした。先輩のクライマーに外岩に連れていってもらい、外岩での注意や、やってはいけない行為を教わった記憶があります。
今はメディア露出も増えた効果か、首都圏近郊にはたくさんのクライミングジムができ、クライマー人口も飛躍的に増え、その結果、ネット等でも多くの情報を得ることができます。
これが、モラルの伝承がうまくできない要因になっているのかもしれません。
近年、登攀禁止のエリアが増えています。
これは、私有地であるものの、半ば黙認されていた状態の岩場が、ゴミや焚き火などをきっかけにして問題化したものであると認識しています。
御岳に関して言えば国定公園であり、散策、川下り、釣りなど様々な目的をもった方が訪れている中で、クライマー以外の人がみたら目を疑うような行為はさけるべきと考えます。(炙ることに対する岩への影響についてはあえて触れません。ここで書きたい内容とは関係ないため)
アウトドアクライミングは、そうした実に不安定な条件の中で成立しているということを、今一度皆で認識して、それを理解していない人にはしっかりと伝えていきましょう。
私が考える外岩でのモラルは以下の通りです。そうでないという方はコメントください。
1. 自然にあるものをあるがままの状態で登るというスタイルを冒涜する
・チッピング(削る)、グルーイング(付け足す)といった人為的加工行為
・コンディションを変えるための過剰行為(炙るなど)
2. クライマー以外の方への配慮不足
・他者が見たら不審な行為(大声で騒ぐ、炙る、禁止地域での焚き火など)
・景観を損ねる行為(チョーク跡やゴミ)
自分自身を振り返ってみると、自分が最後に帰るときにはブラッシングして
いきますが、自分が先に帰るときに、「すみませんが最後にブラッシングお願
いします」という声掛けを最近していなかったなと思います。
改めていけない行為を注意する、伝えることをしっかりやっていきます。
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